不動産投資とIoTの関係についてご存知でしょうか。
IoTは、Internet Of Thingsの略称で、「モノのインターネット」という意味となります。モノのインターネットなので、あらゆるモノがインターネットにつながり、非常に利便性が高まります。

IoTで出来ることは何があるでしょうか。たとえば、見守り。貸借人を守るために、ドアをインターネットに接続すれば、ドアの開閉があったかどうかで、ご高齢の人がちゃんと生存しているか、倒れていないかなどの見守りにつながります。

また、ポットなどもインターネットにつなぐことができます。高齢者が毎日使うポットをインターネットに接続すれば、量の減り方や毎日のプッシュ状態で、ご健康に過ごされているかどうかがわかります。ブライベートを守り、プライバシーを侵害しない程度に、そしてなおかつ、生活のリズムを崩さずペースを守ったまま、見守りが可能となるのです。

こうした見守りサービスは、不動産投資と賃貸管理において、昔からありましたが、スマートフォンが登場したことによって、アプリをインストールすることで、スマートフォンを使って手元で安否を確認できることになったのが大きな特徴です。
安心を提供でき、投資を変えてくれるテクノロジーとして期待が持たれています。

鍵のIoTもある!

鍵などもIoTで変わりつつあります。スマートキーというものです。従来は、物理的に鍵の受け渡しが必要でしたが、いまはスマートフォンにアプリからURLを送るだけで、スマートキーを使って鍵が解錠できるようになります。これさえあれば、物理的に鍵を持たなくとも、どのような人でもアドレスさえ送ってもらえれば、スマホを使って鍵を開けることができます。こうした新しい賃貸管理も、IoTで実現可能です。

IoTで新しい賃貸管理が可能に

不動産管理の現場にも、IoTの波は波及しています。モノがインターネットにつながることで、さまざまなセキュリティが実現し、また貸借人を守ることも可能となります。セキュリティだけでなく、管理の生産性も大幅に向上し、時間の節約となるのです。
非常に便利ですので、スマートフォンを賃貸管理、不動産管理を使うのはとても前向きなことになるでしょう。不動産投資の世界にも、テクノロジーがやってきているのです。従来とは違った管理の方法で、より合理的に、便利に、不動産を管理しましょう。それが、貸借人のためにもなるのです。