計画的な繰り上げ返済を行いましょう

不動産投資は、うまく満室が続けば、収益が上がるようになります。
そのため、黒字になって収益が残ります。そうした収益を、個人的な用事で使ってしまってはもったいないのです。無理のない範囲で、繰り上げ返済してくといいでしょう。繰り上げ返済は、計画的に行うと、とてもその後のローンが楽になります。借り入れ額の元本が減るので、金額を減らしてローンの期間をそのままにすることもできますし、金額はそのままで、ローンの期間を短縮することもできます。

5年毎の繰り上げ返済などを使って、35年ローンを25年程度に縮めることができます。
あくまで、無理のない範囲で、計画的にローンを繰り上げ返済していくことが重要です。

 

 

ローンを完済すれば、家賃収入がすべて自分のものに

不動産投資は、基本的にローンを組んで物件を購入し、家賃収入で諸経費とローンを支払っていくものです。
繰り上げ返済を上手に使ってローンを完済することによって、ローンなしの物件が手に入ります。
そうすれば、その後の家賃収入は、税金などをのぞいてすべて自分のものになります。少し早い私的年金として利用してもいいですし、不労所得として生活費の補填にしてもいいでしょう。
また、別の物件を現金で購入することや、ローンの頭金に使うなどして不動産投資ビジネスを拡大していくこともできます。繰り上げ返済は、ローン完済という目標に向かっての第一歩なのです。

 

 

繰り上げ返済出来るようになるには、満室が重要

繰り上げ返済ができるほどの収益を上げるためには、なにはなくとも満室であることが重要です。
空室があると、その分だけ収益は下がってしまうからです。魅力的な物件を選んで購入し、リフォームやリノベーションを行って物件価値を高めて、高い家賃収入を得るといいでしょう。
高い家賃収入を得るためには、なんらかの事情で満室になっていない、駅チカ物件を選ぶと良いでしょう。駅から近い物件は、リノベーションなどを行えば満室に近い状態を維持することは容易です。
できるだけ駅から近くて利便性が高く、でもなんらかの事情で満室になっていない物件を探して、リフォームとリノベーションを大規模に行って、満室にしてしまいましょう。そうして収益を出すことによって、繰り上げ返済の原資を作ることができるようになります。まずは満室になる要素はなにか?と考えて見るようにしてください。