不動産投資は興味があるけれども、毎月の家計がギリギリでとても不動産に回せる余裕がない。そういうご家庭もあるはずです。そこで生命保険の代わりに不動産投資を保険にすることを考えてみてはいかがでしょうか。
住宅ローンとセットの団体信用生命保険は生命保険代わりになる
住宅ローンで家を購入した人はご存知でしょうが、住宅ローン融資時には団体信用生命保険にもほぼセットで加入します。団体信用生命保険に加入しておけば、自分が亡くなった時や高度障害などで働けなくなった時には、住宅ローンの残債の返済義務がなくなります。
そのため一家の大黒柱が亡くなった時も、家族が住める家という資産が残り、かつローン返済の義務も免除されるので安心して生活することができるのです。
名前の通り団体信用生命保険はそのものズバリ生命保険と同様の保険です。3,000万円の住宅ローンが残っていれば、保険加入者が亡くなった時に残債の3,000万円分の生命保険がもらえます
つまり団体信用生命保険に入っておけば、生命保険に加入する意味はなくなるのです。
投資目的のローンでも団信に加入できるものがある
住宅ローンは基本的に投資用物件の購入用には融資を受けられません。そこで検討したいのは賃貸併用住宅の購入です。賃貸併用住宅は建物の中に自宅と賃貸部分を併設した住宅です。賃貸部分の面積が建物全体の面積の半分以下であれば、投資用物件でありながら住宅ローンを利用できます。
またアパートローンの中にも団体信用生命保険に加入できるものがあります。つまりこれらの物件を持っていれば、自分が亡くなった時には家だけではなく投資用の不動産も家族に残せるのです。
自分が亡くなった後は債務がなくなり、家賃収入が入る
賃貸併用住宅やアパートの購入時に団信に加入しておけば、遺族には二重のメリットがあります。団信によって残債の返済が免除されるので住居もそのままで、生活場所を確保できます。
さらに投資用物件があれば、生涯に渡り得られる家賃収入が毎月の生活費に加算され、生活のクオリティも維持できます。また遺族が不動産投資に興味がないという時には、遺産の投資用物件を売却すれば、不動産の売却費が入ってくるので、お子さんの将来の学費として貯めておけるでしょう。
このように融資の際に団信に加入をして不動産投資をしていけば、遺族に対しての生命保険以上の手厚い保険になってくれるのです。
